新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行は、
2020年1月から始まり、3年以上たった現在も続いています。
コロナ禍は私たちの生活に大きな影響を与えました。
感染による身体的な影響だけでなく、
不安や孤独感、気分の極端な落ち込みなど、
精神的な影響も大きく受けました。
いろんな症状がありますが、コロナ鬱は、
多くの方が悩みを抱えている症状です。
本記事では、コロナ鬱の症状と原因、対策、体験談について解説します。
コロナ鬱の症状と原因

コロナ鬱の原因は、コロナ禍による精神的な影響が原因と考えられています。
しかし、それ以外にコロナワクチンの後遺症(副反応)が原因ということも考えられます。
コロナ鬱の原因を知るためには、
「いつ、うつ症状が出たのか?」
知ることが重要です。
コロナワクチンを接種しているのであれば、
コロナワクチン接種前なのか、接種後なのか、
それによって原因も違いますし、治療法も変わってきます。
コロナワクチン接種後に、急に気分の落ち込みが激しくなり、
やる気、意欲を失せていった、このような場合はコロナワクチン後遺症の
可能性があります。
コロナ鬱とうつ病の症状はほぼ同じなので、
区別がつきません。
治療の原則はまず、原因を知ることです。
原因が分からないと、治療もできないので、
まずは原因を探してみてください。
それがコロナ鬱の治療法になります。
コロナ鬱の症状
- 気分の急激な落ち込み
- やる気が失せる
- 意欲の低下
- 不安感や焦燥感
- 孤独感
- 集中力や記憶力の低下
- 食欲の低下、過食
- 眠れない、睡眠の変化
- 疲労感、体が疲れる
- 原因不明の体の痛み
コロナ鬱の対策

コロナ鬱の対策は、以下の3つに分けられます。
- 生活習慣の改善
- 心理的サポート
- 専門的な治療
■生活習慣の改善
コロナ鬱の症状を改善するためには、生活習慣を改善することが重要です。
- 十分な睡眠と栄養を摂る
睡眠不足や栄養不足は、気分の落ち込みや意欲の低下などの原因となります。
うつ症状の改善には睡眠は欠かせません。
- 適度な運動をする
人通りが少ない時間帯の散歩は、気持ちを整えたり、気分の改善にとても効果的です。
- 人と会話をする
人との会話は、心に刺激を与え、そして安心感を与えます。
LINEやビデオ通話でも十分に効果があります。
■心理的サポート
生活習慣の改善だけでは、症状が改善しない場合は、心理的なサポートを受けることを検討しましょう。
- カウンセリング
カウンセリングでは、自分の気持ちや考えを整理したり、対処方法を学んだりすることができます。
- 認知行動療法
認知行動療法は、マイナスの思考や行動を修正することで、気分の改善を目指す心理療法です。
- 集団療法
集団療法では、同じ悩みを抱えている人と話をすることで、孤独感を解消したり、前向きな考え方を身につけたりすることができます。
■専門的な治療
症状が重い場合は、専門的な治療を受ける必要があります。
- 薬物療法
抗うつ薬や気分安定薬などの薬物を用いることで、
気分の落ち込みや不安感などの症状を改善することができます。
- 入院治療
自殺念慮や自傷行為がみられる場合は、
入院治療が必要になることもあります。
コロナ鬱体験談

2020年5月、コロナワクチン2回接種後、急激な気分の落ち込みがあり、
また、何もする気になれないやる気も失せて3か月間以上過ごしました。
友人にLINEしたいのだけど、体が動かず、LINEすらできない状態でした。
家族とも話すことが辛く、コミュニケーションもできない状態が続きました。
今思えば、コロナワクチン後遺症だったのです。
コロナ鬱から抜け出そうと、一人もがきましたが、
うつ症状から抜けることはできませんでした。
コロナ鬱は、本人が自力で抜け出すのは難しい病気です。
周囲の理解とサポートを受けて、少しずつ前に進んでいくことが大切です。
友人は、毎日LINEしてくれたり、電話をかけてくれて、
僕のことをずっと気にかけてくれました。
このときは、「一人じゃないんだ」
という気持ちが力になり、孤独から抜け出すことができ、
コロナ鬱を克服へと導くことができました。
友人の気配りのそのおかげで、少しずつ心が開いて、
前向きな気持ちを取り戻すことができたように思います。