産後は、新たな命を授かり、喜びの絶えない時期ですが、
身体的にも精神的にも大きな負担がかかります。

産後には、腰痛や冷え性、体型の変化、むくみ、
姿勢の悪化、運動機能の低下など、さまざまな悩みがあります。

その中でも、骨盤の歪みは多くの女性が悩む問題です。

骨盤の歪みが長引くと、体調を崩しやすくなり、
これらの症状を引き起こすだけでなく、
子育てにも支障をきたす可能性があります。

そのため、産後の骨盤の歪みは早めに対策することが大切です。

産後の悩みとは

産後には、さまざまな悩みがあります。

身体的な悩みとしては、腰痛、尿漏れ、冷え性、体型の変化、
むくみ、姿勢の悪化、運動機能の低下などが挙げられます。

これらの悩みは、出産の時に骨盤が開き、
授乳によるホルモンバランスの変化などが原因だと考えられています。

精神的な悩みとしては、
夜泣きによる睡眠不足からくる
イライラは育児の不安に繋がっていきます。

育児は経験があっても、不安や戸惑いがつきものです。

また、夫婦の役割分担や、経済的な負担、
家族関係、突然の生活面での悩みも出てくることがあります。

産後の悩みは、人によってさまざまです。

また、出産後すぐに悩みが出る人もいれば、
数カ月経ってから悩みが出てくる人もいます。

産後の悩みを抱えている人は、一人で抱え込まずに、周囲の人に相談することが大切です。
家族や友人、専門家に相談したり、産後ケアサービスを利用したりして、周囲のサポートを受けましょう。

産後の骨盤の歪みの原因は?

産後の骨盤の歪みの原因は、大きく分けて以下の2つです。

1.出産による骨盤の開き

赤ちゃんは、産道を通って生まれてきます。
赤ちゃんが産道を通るためには、骨盤が開く必要があります。

骨盤は、骨と靭帯でつながれた構造になっています。

出産のとき、骨盤の靭帯が伸びて、骨盤が開きます。
このとき、骨盤の筋肉も緩みます。

骨盤が開いたままだと、
骨盤が元の位置に戻りにくくなります。

骨盤が開いたままの状態は、骨盤を元の位置に戻す力が弱くなります。
これが骨盤がの歪みへとなっていくのです。

骨盤が歪むと、腰痛や尿もれなどの症状が起こることがあります。
そのため、骨盤が歪まないように、出産後は骨盤のケアをすることが大切なのです。

2.産後の姿勢の悪化

産後は、赤ちゃんの抱っこ、授乳や家事など、
腰に負担のかかる動作を繰り返すようになります。

また、体重が戻りにくいことも、腰への負担を増やす要因となります。

そのため、腰が反りやすくなったり、猫背、巻き肩、
ストレートネックになったりして、骨盤の歪みを招きやすくなります。

具体的な骨盤の歪みの症状としては、以下のような症状が挙げられます。

腰痛:歩くときに足を引きずる、立ち上がるときや座るときに痛みが出る、など
尿もれ:くしゃみや笑ったときに尿が漏れる、など
便秘:排便時にいきまらないと出ない、便が硬い、など
冷え性:手足が冷える、お腹が冷える、など
むくみ:足がむくむ、顔がむくむ、など
肩こり:肩が凝る、首が凝る、など
首の痛み:首を動かすと痛い、後ろを向くと首が突っ張るなど
頭痛:頭が痛い、頭が重い、など
姿勢の悪化など:猫背、巻き肩、ストレートネック、など

産後の骨盤の歪みを放置しておくと、
これらの症状が悪化したり、慢性化したりする可能性があります。

そのため、早めに対策をすることが大切です。

産後の骨盤の歪み:原因と対策

産後の骨盤の歪みは、出産による骨盤の開きと、
産後の姿勢、授乳、赤ちゃんの抱っこ、家事の時の姿勢の悪化が原因です。

骨盤の歪みは、腰痛や尿もれなど、生活に影響を与える症状を引き起こすため、早めの対策が必要です。

対策としては、骨盤ベルトの着用や、
骨盤矯正の施術、骨盤体操の実施などがあります。

産後の骨盤の歪み対策:早めが肝心!

産後の骨盤の歪みを防ぐための方法

無理な体重増加を避ける

妊娠中は、体重が増えると言われています。

体重が増えすぎると、骨盤に負担がかかり、
骨盤の歪みを招く可能性があります。

妊娠中は、食事管理を中心に、体重を適切にコントロールしましょう。

正しい姿勢を心がける

赤ちゃんを抱っこするときは、骨盤を立てて、背筋を伸ばします。
骨盤を立てると、腰にかかる負担が減り、骨盤が本来の位置に戻りやすくなります。

骨盤を立てた姿勢とは、以下の姿勢です。

・両足を肩幅に開いて立ちます。
・背筋を伸ばして、胸を張ります。
・お尻を少し突き出して、お腹をへこまします。

授乳するときは、足を組まないようにしましょう。
足を組んで授乳すると、腰への負担が強くなって、腰痛の原因にもなります。

同じ姿勢を長時間続けない

家事をするときは、こまめに休憩をとり入れたり、
同じ姿勢を続けない工夫を行うことで、骨盤の歪みを防げます。

長時間同じ姿勢でいると、姿勢が悪化し、骨盤がゆがみやすくなります。

産後の骨盤の歪みは、早めの対策が大切です。

無理な体重増加を避け、正しい姿勢を心がけるだけでも、骨盤の歪みを予防できます。

産後の骨盤の歪み対策:骨盤ベルトの効果は?

骨盤ベルトは、骨盤の歪みを防ぐためのアイテムとして、
多くの女性が使っています。

骨盤ベルトには、骨盤を正しい位置に固定する効果があります。
間違ってはいけないのが、骨盤ベルトをする時には条件があります。


骨盤が歪んだまま骨盤ベルトを使っても意味がありません。

なぜなら、骨盤が歪んでいるからです。

骨盤ベルトは骨盤を正しい位置に固定することが目的のアイテムです。
だから、骨盤ベルトを使うときは骨盤が正しい位置にある必要があります。
骨盤が正しい位置にあって、その時に骨盤ベルトを使うと効果を期待できます。

骨盤ベルトはあくまでも補助的なアイテムです。

骨盤の歪みを完全に防ぐことはできません。
骨盤の歪みを予防するためには、自己防衛することが大事です。

無理な体重増加を避けたり、骨盤底筋群を鍛えるトレーニングをしたり、
正しい姿勢を心がけることも自己防衛です。

骨盤ベルトは、産後の骨盤の歪み対策に役立ちますが、
あくまでも補助的なアイテムであることを理解しておくことが重要です。

産後のケアと自力サポート術とは

産後は、身体的な負担が大きく、自律神経系の乱れやホルモンバランスの変化など、さまざまな変化が起こります。そのため、産後のケアと自力サポート術をしっかりと行うことが大切です。

産後のケア

産後のケアには、以下のようなものがあります。

  • 食事管理
  • 運動
  • 入浴
  • マッサージ
  • リラクゼーション

食事管理では、出産で失われた栄養を補い、
体力回復を促すのが産後に課せられた大事な役割です。

そのため、たんぱく質、ビタミンB12、
ビタミンCなどの栄養素をしっかりと摂取することが大切です。

具体的には、豆腐や納豆などのたんぱく質、
チーズなどのビタミンB12、
バナナなどの葉酸やビタミンCを積極的に摂りましょう。

また、鍋中心の食事をすることで、
野菜をたくさん食べることもできて、血行促進にもおすすめです。

運動は、身体の血行を促進し、筋力をアップさせるのに効果的です。
産後すぐには激しい運動は控え、軽めの運動から始めましょう。

入浴は、身体を温めてリラックスするのに最適です。

湯船にゆっくりと浸かって、
身体の筋肉もゆるみ、心もほんわかを温かくなります。

マッサージは、身体の凝りをほぐし、血行を促進するのに効果的です。
肩や首、腰などの凝っている部分を重点的にマッサージしましょう。

リラクゼーションは、心身をリラックスさせるのに効果的です。
好きな音楽を聴いたり、お気に入りの映画を見たり、心にゆとりが出てきます。

産後の自力サポート術

産後の自力サポート術として、以下のようなものがあります。

  • 骨盤ベルトの着用
  • 骨盤底筋群のトレーニング
  • ストレッチ

骨盤ベルトは、骨盤を正しい位置に固定することで、
骨盤の歪みを予防します。

骨盤底筋群のトレーニングは、
尿もれや骨盤のゆがみなどの予防に効果的です。

ストレッチは、筋肉の疲労を軽減するのにも効果的です。

骨盤ベルトや骨盤底筋群のトレーニングは、
YouTubeなどで自分に合ったもの、
これだったら続けられるものを選ぶとよいでしょう。

ストレッチは、1日数分程度行うだけでも効果的です。

産後のケアと自力サポート術をしっかりと行うことで、
身体の回復を早め、健康的な生活を送ることができます。

疲れたママの更年期障害の悩み診断・相談のります

【なぜかイライラ…更年期障害の悩み診断・相談のります】

整体とカウンセラーの経験を通じて、
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