調子がいいときこそ危険!無理をしない体調管理のコツ
体調がいいとき、ついつい「これくらい大丈夫」と無理をしてしまうことはありませんか?
実は、調子がいいときこそ要注意なんです。

今回は、体調管理の重要性と無理をしないコツについてお伝えします。
調子がいいときの危険性
調子がいいときは感情が高揚しやすく、普段なら慎重に考える場面でも突発的に行動してしまうことがあります。
この状態は急激な体調不良、うつ症状を引き起こす原因になることがあります。
実は
「調子が良い時にこそ危険が潜んでいる」
と言っても過言ではありません。
なぜなら、調子が良いということ、いつも以上に体が動くということです。
いつも以上に体が動くので、「今日は調子がいい。なんでもできる!」と思ってしまいます。
この時、自分の限界までで抑えることができず、限界を超えて行動しがちになります。
この限界突破が、体んぼ調子を崩す一番の原因になります。
なぜ無理をしてしまうのか
人間の体には「体の調子を保とうとする力」が備わっています。
これは私たちの体が健康を守るための素晴らしい仕組です。
心臓や肝臓、胃、血液、体温などの機能・働きを一定に保ち、バランスを整えてくれています。
でも、注意が必要な時があります。
それは、実は「調子がいいとき」です。
調子がいいときほど、体調が悪化しやすい。
大丈夫!今日は何でもできる!これくらい大丈夫!と感じる絶好調の日。
そんなときこそ、体が発している小さな「ちょっと休んでね」というサインを見逃しがちになります。
「私、まだまだいけるわ」「このくらい余裕よ」と思って、
ついつい頑張りすぎてしまいます。
何でもできる、頑張っている状態が続くと、
気づかないうちに体に負担をかけ続けていることがよくあります。
そして、ある日突然、疲れがどっと押し寄せたり、不調が出たりすることも。
だからこそ、元気だと感じる日こそ、自分の体を大切にして、適度な休息を取ることが大事です。



自分の体調の変化に気づき、自分を労わることが、明日の明るい自分につながります。
体調管理の重要性
自律神経のバランスが整っていることが、健康維持の鍵です。
交感神経が過度に働くと血管が収縮し、血流が悪くなります。血流が滞れば、特に末端の毛細血管へ血液が行き渡らず、冷えやむくみ、疲れがとれにくくなるなど様々な不調の原因になります。
心と体は密接につながっています。体の疲れがピークに達すると心の疲れもピークに達して心が動かなくなります。そして、「何もしたくない」と感じることがおおくなります。
「ストレスなんて感じない」という人こそ、肉体の疲れに注意が必要です。
調子がいいときの対策
調子がいいときこそ、次の対策を心がけましょう。
- 突発的な言動を避ける: 一呼吸おいて行動や発言を見直しましょう。
- 生活リズムを崩さない: 規則正しい生活を心がけましょう。
- 軽い運動を取り入れる: ウォーキングなど30分程度の適度な運動が効果的です。
- 質の良い睡眠をとる: 睡眠は免疫力維持に不可欠です。
- 自己分析する: 自分の状態を冷静に見つめ直すことが大切です。
調子がいいときこそ、「これくらい大丈夫」という心の声と向き合い、本当に大丈夫なのか?ということを考えてみましょう。もしものときのことを考えて、体調の変化があった時のために次の一手を用意しておきましょう。
体調管理は日々の意識が大切です。
無理せず、自分の体と向き合いながら健康な毎日を過ごしましょうね!
僕も整体師として、患者さんの「調子がいいから大丈夫」という言葉には特に注意を払っています。
体調がいいときこそ、ぜひ定期的なメンテナンスを心がけてくださいね。