こんにちは。
論語を通じて生きる喜び、
身体の回復力(免疫力)を取り戻すカウンセラー
芽吹きの庭カウンセラーの吉本幸司です。
本日の論語の章句はこちらです。
自分の能力を認め、受け入れ、控えめに生きる
子曰、以約失之者鮮矣。
約を以てこれを失する者は鮮なし
論語(里仁)
約を以てこれを失する者は鮮なしの日本語訳
控えめに生活することで、失敗は少なくなる。
約を以てこれを失する者は鮮なしの僕の解釈

控えめ・・・
経済的な倹約を含め、使う言葉、行動など控えめにする。
もう少し踏み込んだ解釈をすると、欲を手放す。
今やろうとしていることは、自分の力でできることか?無理をしていないか?欲張っていないか?
控えめにするとは、自分の能力以上のことはしない。無理をしないことです。
多くのものを手に入れようとしないことです。
欲を追求することで、欲しいほしいというストレスある心が生まれます。
この欲の心が心を傷つけ、身体を蝕み、病気を造ってしまいます。
常に欲に気を配りながら生活すると、(欲張り過ぎていないか?満足しているか?)
身体は健康に保たれ、心には元気が溢れ、生き生きとした生活を送ることが出来ます。
そして、欲に気を配り、毎日使う言葉に気を配ることで、活発な人間関係を構築できます。
健全な人間関係は、身体の健康を創ってくれます。
『約を以てこれを失する者は鮮なし』という章句は、
心と身体のバランスの取り方を教えてくれているような気がいたします。
カウンセラー吉本幸司のプロフィール
吉本幸司とは?
中学2年生の時、交通事故、頭蓋骨の骨折、急性硬膜外血種を患う。てんかん、高次脳機能障害、左半身麻痺の後遺症に悩むも自己克服しました。自分の経験、体験を活かして整体、カウンセリングの仕事。対話(カウンセリング)を通じて、自己回復力、希望や活力を見出すためのお手伝いをしています。